2021年版:ベランダコンポストのルーティーン
ようやく勘が掴めて(戻って)きた感じがするので、ここら辺でまとめておく。
左の鉢4つがコンポスト、右の一回り小さめの鉢が追肥用に少しの苦土石灰を混ぜて寝かせてあるもの。どれも片手で取り回しができる小さな鉢。多分大きい方が5号くらいかな?土の量はおおよそ1L程度で非力でも底までかき混ぜられる。やったね。
左の4つのうち、右下が一番新しくて、今朝バナナ皮やお茶っぱコーヒー殻を入れたところ。
右上がコンポストの中では一番古くて、すでに土の匂いになっているもの。目印にダイソーで買った犬のピックを刺している。明日からはコンポストに何か入れるたびにここから土を入れることになる。
左上と左下はどちらもまだ熟成途中で、落ち着いてきたところ。左下の方が新しめ。
数日〜1週間程度で満タンになるので、その時点でピックを刺している鉢で余った土をある程度右側の苦土石灰混ぜ鉢に入れて、一回全ての鉢を天地返しの要領で移し替える。そうすることで、底で固まっていた土があっても上の方に持ってきて好気発酵させられるという寸法。毎日かき混ぜるようにしてても、一番底までまんべんなくというのは難しいのでね。
あと、大雨の後晴れた日に表面だけ乾かせても、底の方では嫌気発酵になってどぶ臭くなっていることがあるので、1週間に1回程度全部ひっくり返せると臭いに困りづらくなる。移し替える時は、土を出来るだけ空気に触れさせながらふわっと重ねる意識で。底の方をひっくり返すときに臭くてオエッとなっても大丈夫。大体次の日には臭わなくなってる。気になるなら雨の後や水分量が多い時はこまめにしっかり底から混ぜること。できれば天地返しできるとなおいい。
野菜くずはベジブロスにするか細かく切って冷凍したものを入れる。生で入れるより分解が断然早いので容量の小さいうちのコンポストではマストの作業になる。冷凍したものをそのまま入れても大丈夫。 1日の投入量は茶殻とは別に片手いっぱい分程度に抑えておいた方が虫や発酵臭に困らない(鉢の3/4白菜だった時は混ぜにくくて結局2つに分けたし、枝豆の殻ばかりたくさん入れたらウジが湧いた)。バナナの皮とか大量に出てかつベジブロスにできなさそうなものは、ナイロン袋に小分けして冷凍して置くと便利だけど、冷凍時に細かく切ってあるなら出す時に手で揉めばある程度ばらけて好きな量取れる。そう考えるとジップロックとかに纏めて平らに冷凍もいいのかもしれない。
雨の日はただでさえ水分量が過多気味になるので基本的には何も入れないか、入れるなら乾いたものにしている。賞味期限切れのお茶っぱとか、乾燥させたハーブ殻、コーヒー殻、お茶殻。期限切れの鰹節はまだ試してないけど期限切れ青のりはうまくいった。
お茶殻コーヒー殻は、冷蔵庫の消臭剤として使用することで大体1日で乾く(リビングに置きっぱなしでも結構乾く)。タッパーの蓋が開けっぱなしの状態になるのと一人暮らし用の冷蔵庫からするとちょっと嵩高いので家族にはちょっと嫌がられるけど…でも今週末大きな冷蔵庫が来るからいいんだ。
追記
野菜くずは全部入れていたらミズアブのウジが湧くので、もう少し減らして茶殻コーヒー殻メインにして入れようと思う。あと月に一、二回程度は薄く苦土石灰を撒かないと酸性に傾いてキノコバエが増えそう。
もしミズアブのウジが湧いちゃったら、嫌なにおいと土の湿っぽさでなんとなくわかる。目を凝らせば土が動いているのにも気づくし、落ちてきたウジ狙いでアリの量も増える。ほっておいてもいいらしいけど、集合住宅のど真ん中にあるアパートのベランダでアブとかハエとか増やすのは嫌なので、出来るだけ退治する。
最初は苦土石灰や乾いた土を入れてよくかき混ぜて(湿度を下げる)、逃げられないように排水溝ネットを三枚重ねでかけて蓋をし、下には植木鉢の受け皿をピッタリつけて、直射日光とエアコンの室外機の風が直撃する場所へ移動する。熱でウジが死ぬ。あまり長期間コンポストが乾きすぎると今度はササラダニが湧くので、何日か経ったら一回気持ち程度に水をかけて軽い蒸し焼き状態にする。それで多分ほとんど死ぬ。
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